ウスケバ・ロゴ ウスケバ・ロゴ ウイスキー造りに欠かすことの出来ない「水」そして「樹」。自然の力が生み出す「生命の水」。

2007年04月25日

モルト 三都物語 ~京都編~

♪昨日~、今日、明~~~日。変わりゆく、わ~~~たし…クドイデスカ?


こんにちは。今から7年前にトマーティンでお馴染みのK社のMさんに「35歳ぐらいちゃうん」と言われた事が未だにトラウマなオオタ@スタッフです。


本日は『モルト三都物語』三部構成の第2部~京都編~です。

~モルト三都物語・奈良編~はコチラ



今回はちょっと趣向を変えて、小説風にしてみました。


 ~モルト三都物語・京都編~


イヤに蒸し暑さを感じる夜。それでもここ祇園の町には美しいドレスを身にまとった淑女や黒服、接待と思われる人達で賑わっている。そして大阪の北新地との違いは、外国人の観光客が多い事だ。

そんな煌びやかなムードとは程遠い、額に汗、営業鞄を小脇に抱え足早にひとり祇園の町の奥へと進んでいく。


それにしても今日は蒸し暑い。


いつもの鮨屋のちょうちんの奥のエレベーターに乗りこみ「4」。

フゥー、と息を整えハンカチで額の汗をぬぐう。
(そろそろ真剣に痩せる為の努力も考えた方が良さそうだ…)


エレベーターのドアが開き、お店のドアを静かに開ける。

店内にはジャズが流れ、今通ってきた外のそれとは違う、ゆっくりとした時間が流れている。何時の間にか、滲み出ていた汗もひいていく。


「あぁ~、いらっしゃい。」
カウンターには先客がいたが、マスターは私と目が会うと、その客の隣に私を招いている。誰だろう…


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さて、ここでQuizです。

京都・祇園のBAR Fellow&Fellowで偶然一緒になったウスケバブロガーさんは誰でしょう。(三択)

1.関東在住でも以外に京都の出没率の高い[No Whisk(e)y No Life]のSinさん
2.競馬で大爆発?して祇園に飲みに来ていた[酒と競馬を愉しむ日々]のoctomoreさん
3.週末は学校じゃなくてBARで勉強中[女子大生だって、ウイスキー飲みます!]の美鈴さん


thinking time START!!





チッチッチッチッチッチッ…







…ジャン!






正解は。。。








2番のoctomoreさんでした。
ただし、競馬で儲かったからかどうかは分かりませんが(笑)
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私は隣に座り、バーテンダーはオシボリをそっと手渡した。
「今日はちょっと暑いですね。ビールでも入れましょうか。」
心遣いが嬉しかったが、既にずいぶんお酒が入っていたのでひとまずお冷をもらう。


octomoreさんの前にはSMWS2007スプリングの全新着ボトルが並んでいる。今回のテイスティング・パスポートでじっくりと愉しんでいるようだ。

目の前のグラスを半分ほど空けて、(そういえば先日の試飲会で未着だった26と29が来たんだよな)…そう思った瞬間にマスターと目が合うと、2つのテイスティンググラスが用意された。もちろん、私が試してないことはマスターは知っているのだ。


目の前に2つのウイスキーが並んだ。

色は左の方が付いている。右はバットで、しかも年数でいえば倍以上寝ていたことになるのに…


それぞれを順に鼻に近づける。


…?! 逆?? いや、そんな筈は。。。



ボトルの中身から覗える色からも間違いない。



もう一度右のグラスを手に取り、深く、ゆっくりと吸い込む。。。。。!!
このウイスキーにしては珍しくシャープなピート香が鼻を抜けていく。松坂大輔の投げる、非常に切れのいいストレートのようだ。口に含んでもその印象はかわらず、広がる甘味が少ない。ややメントール感のあるフィニッシュは今日の蒸し暑さには心地良かった。
それにしても華やかでフルーティーか、優しいバニラで、いずれにしても心地良い甘さが広がっていくのが最近の傾向だったので、なんとも意表を突かれた。

(本当に26?ひょっとして61なんじゃ…)
こんな疑念が浮かんでしまうのは性なのだろう。しかし、最近流通しているBroraにしても甘さを強く感じるものが多く、ここまでシンプルに直球のモルトも久しぶりだ。


少々面を食らった感じで残っていた水を一気に飲み干し、左のグラスを手に取った。


こちらは肉だ! 肉だっ!! 肉だぁ~!!!  それも…

二人でこのウイスキーについて興じていると目の前に、スッ、と新たなお皿が用意された。マスターの顔はなんだか嬉しそうだ。お皿には、このLaphroaigのイメージ通りの厚切りベーコンが乗っていた。ベーコンを食べてからこのウイスキーを飲むと、更に美味さが増幅されていた。


やられた、白旗だ。でも、だからこそ、ここは楽しい。



いよいよ迫ってきた"供養祭"の話、行けなかった花見の話、ウイスキーの話など、あっという間に時間は過ぎていった。

それからoctomoreさんとは供養祭での再会を約束して別れ、一人阪急河原町駅へと向かった。


鴨川の橋の上は、来た時とは違った気持ちのいい風が吹いていた。


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この記事へのコメント
オオタさま
LAPHLOAIG+ベーコン、素晴らしい組み合わせでした。
眠っていた巨人が覚醒した瞬間を感じました。まいりました。
Posted by octomore at 2007年04月25日 22:05
オオタ様
;;;;(;・・)ゞウーン
そんな話を聞くと行きたくなっちゃいますねぇ
仕事の調整できるかなぁ(><)
Posted by モルト大好き at 2007年04月26日 06:23
>octomore様
『覚醒』まさにそんな感じでしたね。
あっ、そうそう。シバ漬けありがとうございました。
美味しくいただいております。

>モルト大好き様
5月3日も非常に楽しみです。
Posted by オオタ at 2007年04月26日 13:05
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